【化粧品・健康食品業界のためのダイレクトマーケティング 成功と失敗の法則】〈04〉 すべての土台は自社の立ち位置を理解すること(2)

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 こんにちは。EC・通販コンサルタントの山口です。今回も化粧品・健康食品業界のダイレクトマーケティングに役立つ情報をお届けします。


最も強いのは「カテゴリーワン戦略」

 これから参入するメーカーや、すでに商品を販売しているものの、売り上げが頭打ちになってしまっているメーカーにとって、現状の市場で大きな売り上げを上げるというのはなかなか難しいと言えます。その理由は、競合があまりにも多すぎるからです。
 既存の市場に新しい商品を作って投入したとしても、コストだけでなく時間もかかりますし、似たような商品がたくさんあるため、すぐに埋もれてしまいます。
 視点を変えて自分だけの市場を作ってしまう方が、競合もおらずスピードも速い。マーケティングでは、こういった考え方を「カテゴリーワン戦略」と呼んでいます。ニキビ用化粧水を例にしてみましょう。


■背中のニキビ

 ニキビといえば、かつては顔のニキビに関する商品しかありませんでした。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月23日号で)

〈プロフィール〉
山口 尚大(やまぐち・たかひろ)氏
 EC・通販コンサルタント。クリームチームマーケティング合同会社代表兼CEO。2006年より化粧品、健康食品業界に特化したダイレクトマーケティング支援を行い、150社250ブランドを超えるクライアントの売り上げアップを実現。豊富な経験とノウハウをもとに最新のアウトプットを提供している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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