【EC注目株!】第148回〈アイスタイル〉 業績下方修正で曲がり角に。「体制再整備」の端境期か/四季報「利益黒字化」予想に相乗りし単元株も

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 アイスタイル(3660、6月期)が、20代から30代女性向け美容情報関連(クチコミ)サイト「@cosme(アットコスメ)」を引っ提げて東証マザーズに上場したのは、2012年3月。勢いを背負っての登場だった。「勢い」は11月には東証1部への移行に象徴的だった。
 そんなアイスタイルがいま、曲がり角を迎えている。後述するが収益動向に顕著。
 ビジネスの枠組みに、変化はない。
 *化粧品メーカーによるサイトへの広告出稿やサイト名のロゴの使用料が収益源。
 *メーカーやサロン等への月額固定料金でのサービスの提供。具体的にはサイト上に自らのページを持つことができる。ページの更新も自由。ユーザーとのコミュニケーションが可能。
 *toC向けの月額固定料金によるサービスの提供。プレミアム会員の場合は月額280円で同社の店舗で使えるクーポン券が、また1500円でサンプル化粧品の詰め合わせが届く。

(続きは、「日本ネット経済新聞」3月36日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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