【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第292回 〈ブリ専門ECサイト「目利き食道」〉/ベストお取り寄せ総合大賞3連覇の「極上ぶりとろ」

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西政雄氏

西政雄氏

 福岡県福岡市で、ブリを中心に卸売り、ネット販売を行う「目利き食道」。「おいしい時期に新鮮でおいしい魚を届ける」ことにこだわりぬいた「極上ぶりとろ」は、「おとりよせネット」の「ベストお取り寄せ総合大賞」で3連覇を達成。養殖ブリのおいしさを全国に広め続けている。商品へのこだわり、ネットショップの状況などについて、運営者の西政雄氏に聞いた。

◆こだわり・特徴

 ブリのなかで一番脂がのった「とろ」だけをネットで販売するのは難しく、それを実現した「極上ぶりとろ」にはこの店のこだわりが詰まっている。
 「朝水揚げした魚を加工し、その日に『生・冷蔵』で発送しています。ブリは獲れたてより翌日のほうが、熟成されて旨みが増します。翌日または翌々日の一番おいしいときにお届けできるのが、ネット通販の利点です」
 ネットショップでのブリの販売は10月から3月までの期間限定。この期間に多くの高品質な商品を販売できるのも、この店の強みだ。
 「当社は量販店などへの卸売りがメインです。ネット通販と卸売りを並行して行っていることと、工場のラインで流れない特殊商品をネットで販売しないことで、数量と品質の確保を行っています。そして、その時期に最適な海温の漁場を選択し、固定の生産者から仕入れた養殖ブリを加工しているので、品質のばらつきが少ないです。また、ブリトロを販売すれば当然、背肉やブリカマが生産されますが、それをバランスよく加工メーカーと当社が販売できるので、部位ごとの販売が可能なのです」


◆商品開発

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月9日号で)

〈運営会社概要〉
【運営】ブルーゲイト
【開設時期】2009年2月
【スタッフ数】1人
【ショップ形態】自社ショップ、アマゾン
【導入システム】ネットリンク(ASP)
【配送委託先】ヤマト運輸

「極上ブリとろ」

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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