【EC注目株!】第146回〈AmidAホールディングス〉 訪問客数は増加もCVR減少が課題/昨年10月の下落後、戻り気味も待ちが賢明

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 2018年12月、興味深い企業が東証マザーズに上場した。AmidAホールディングス(7671、6月期、以下AmidA)。主軸事業は印鑑のECを手掛ける「ハンコヤドットコム」の運営。斯界では業界首位。名刺やカレンダーの印刷専用サイトなども手掛けている。
 興味深さを感じたのは、「印鑑不要の時代へ」という流れが指摘されているからである。
 具体的には、「通帳作成には印鑑が不可欠」とされてきた銀行業界では、「新生銀行やイオン銀行が口座開設や口座振替手続きでサイン登録にも対応」「三井住友銀行は電子署名導入」「三菱UFJ銀行は印鑑不要のスマホ口座開設」など「脱印鑑」の歩みが始まっている。
 昨年5月公布のいわゆる「デジタル手続き法」を「はんこ不要の時代を後押しする」とする見方が多い。

(続きは、「日本ネット経済新聞」2月20日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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