【EC注目株!】第143回〈ベストワンドットコム〉 旅行サイトを運営。新商品次々開発し業績順調/時価3000円台前半で、「拾い場」感

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 国交省は「2017年の訪日クルーズ訪日旅客数は、前年比27.2%増の253万人」「クルーズ船日本への寄港回数も37.1%増の2765回」と発表していた。だが正直、観光立国を目指す日本を「インバウンド需要が後押ししている」程度に捉えていた。
 しかし、そんな認識をいやがおうにも変えざるを得なくなったのは、詳細は後述するが18年4月に上場したベストワンドットコム(6577、7月期)の収益動向に接した時だった。
 クルーズ旅行の専用オンラインサイトを運営する「いまどき」旅行会社。現時点で三つのサイトが稼働している。
 『ベストワンクルーズ』―06年1月開始。クルーズ乗船券とパッケージツアーの検索・予約が可能。自社企画商品に加え、提携旅行会社のツアーが対象となる。本稿作成時点の取り扱いコース数は約1万8000。
 『ハネムーン』―14年9月開始。ハネムーンをクルーズ旅行でと考えるカップルへの専門サイト。

(続きは、「日本ネット経済新聞」12月12日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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