【ＥＣコンサルタントによる「勝手にＥＣサイト分析」】□□２３５　ジャパンＥコマースコンサルタント協会　清水将平特別講師〈「小樽洋菓子舗ルタオ」〉／多彩な商品展開、外国人の認知は実店舗から

　今回は、北海道の小樽を代表するスイーツを販売されるケイシイシイの「小樽洋菓子舗ルタオ」のオンラインショップを勝手に分析させていただきます。
　ルタオは、小樽の実店舗や新千歳空港に加え、全国のデパートなどで催事を通して、日本中に商品を販売し、電話やＦＡＸなどの通販事業、インターネットでのオンラインショップを展開されています。
　今現在は、「楽天市場」「Ｙａｈｏｏ！ショッピング」「アマゾン」など主要モールに加え、「ａｕ　Ｗｏｗｍａ！」「ＬＯＨＡＣＯモール」「ＰａｙＰａｙモール」などに販路を拡大しています。
　一番の人気商品は、テレビでも何度も紹介されたことがあるチーズケーキの「ドゥーブルフロマージュ」ですが、旧社名のコトブキチョコレートカンパニーの通り、もともとはチョコレート工場からスタートした会社。「ロイヤルモンターニュ」などのチョコレート製品もバレンタインなどで人気があります。


■多彩な店舗展開

　実店舗も小樽市内だけではなく、空港近くには、手作りパンを提供するレストランを併設した「ドレモ　ルタオ」、東京・表参道にアイスケーキの専門店「ＧＲＡＣＩＥＬ（グラッシェル）」、大阪の阪急うめだ本店には、賞味期限がたった１日のチーズクリームサンドを販売する「Ｆｕｗａ―Ｔｒｏｉｓ（フワトロワ）」を出店しています。

（続きは、「日本ネット経済新聞」１１月２１日号で）

〈筆者プロフィール〉
しみず・しょうへい
　日本ＥＣサービス代表取締役。０３年から０７年に楽天にてＥＣコンサルタントなどを経験。日本全国１２００社以上の楽天ショップが加盟する日本最大級の会員サポートサービス「ＥＣマスターズクラブ」を運営。また自ら日本全国４７都道府県に訪れ、セミナー講師としても年間１５００人以上にノウハウを教える。