【ネットショップ 「売れる」デザイン・演出テクニック】連載93 SNSでターゲット層を可視化

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 前回に引き続き、SNSの効果的な運用が生み出す消費者の消費心理について、説明します。今回は、スイーツを例に、「#(ハッシュタグ)」の効果的な使用方法について説明します。
 インスタグラムでは特に、#を付けなければ、自社のアカウントのフォロワーにしか投稿を見てもらえません。より多くのユーザーに発信したい場合、積極的に#を付けるのが望ましいでしょう。
 #と画像が一見してミスマッチだったとしても、スイーツを好むユーザーと画像の雰囲気がマッチしていれば、そのアカウントへの入口となる可能性が高いです。
 とはいえ、インスタの#検索で上位を獲得するためには、アカウントの持つパワー(フォロワー数・いいね・コメント数・保存数など)と、投稿数がマッチしていることが不可欠です。スイーツとミスマッチした画像では、本当にスイーツの情報を求めてたどり着いた、新規のユーザーからすると不自然であり、意図的なわざとらしさを感じるのも事実です。
 これは個人アカウントに限ったことではなく、企業や販売者が仕掛けるSNSマーケティングにもいえることです。

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月3日号で)

〈著者プロフィール〉
 長山衛(ながやま・まもる)氏
 某大手食品ECサイトで運営を手掛けた後、08年10月にECサイトの運営代行などを手掛ける株式会社ネットショップ総研を設立。
 11年11月に「食品ネットショップ『10倍』売るための教科書 リピーターを確実に増やす商品プレゼン77のテクニック」(日本実業出版社)を上梓。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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