【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□228 ジャパンEコマースコンサルタント協会 清水将平特別講師〈「ZOZOTOWN」〉/実店舗に近いショッピング体験

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 これまで「楽天市場」や「Amazon(アマゾン)」などのモールについても、勝手に分析してきましたが、今回はヤフーとの資本業務提携で話題のZOZO(ゾゾ)が運営する「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」のECサイトとアプリについて分析してみます。
 「ゾゾタウン」といえば、ご存知の通りファッションに特化したモール。「楽天市場」や「アマゾン」「ヤフーショッピング」と比較しても若い、20~30代の女性がメインです。
 具体的な数値は公開されていませんが、おそらく他のモールよりもスマホ比率が高いと予想されます。「ゾゾタウン」のアプリは、他のどのモールよりも頻繁に、クーポンの配布などのプッシュ通知が送られるのも特徴です。


■カートが一番の違い

 そんな「ゾゾタウン」と他のモールとの一番の違いは、ショッピングカートの仕様です。「楽天市場」や「アマゾン」は、顧客が商品をショッピングカートに入れた場合、基本的にその商品の情報が長期間保持されます。カートに入れていた商品を他の顧客が購入し、在庫切れとなった場合は、注文ができなくなります。

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月3日号で)

〈筆者プロフィール〉
しみず・しょうへい
 日本ECサービス代表取締役。03年から07年に楽天にてECコンサルタントなどを経験。日本全国1200社以上の楽天ショップが加盟する日本最大級の会員サポートサービス「ECマスターズクラブ」を運営。また自ら日本全国47都道府県に訪れ、セミナー講師としても年間1500人以上にノウハウを教える。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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