【EC注目株!】第137回〈ベガコーポレーション〉 「増収・赤字計画」を策定。新たな成長段階目指す/株価は年初来安値水準。まずは静観が妥当策

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 ベガコーポレーション(3542、以下ベガ)は、家具・インテリアのネット通販事業を展開している。「旗艦店(自社サイト)」であるLOWYAに加え、楽天・アマゾン・ヤフーといったショッピングモールがビジネスの場。ショッピングモールで毎年のように「家具・インテリア部門」で「賞」を獲得している。
 2人半分のスペースで2人がゆったり座れるソファ(モーサ)や、着る毛布(グルーニー)などヒット商品を輩出。ユーザー目線の商品に定評がある。商品企画は9割方が自社。それがトレンドを意識した商品を低価格で提供する「ファストインテリア」という特徴の背景といえる。LOWYAの年間アクセス数は前期で73・3%増。ブランドの認識度は高まっている。
 ネット通販事業のポイントは、消費者に対する商品の「見せ方」にある。IR担当者は、「商品を利用した際のイメージが湧きやすいような画像の工夫や、商品の一番のセールスポイントを最良の生活空間で表現しています。生地の素材の質感が分かるように画像の工夫を凝らしています」とした。
 また、ベガのEC事業を語るときに注目に値するのが越境EC。「DOKODEMO」サイトを介し、日本郵便の配送可能エリアを商圏に、英語・中国語・韓国語・日本語と多言語化で注力している。長期目標として「アプリダウンロード数および会員数1000万人・件。取扱商品100万点。ブランド数1万」(IR担当者))を掲げている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」9月5日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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