【EC注目株!】第133回〈ワールド〉 前3月期総取扱高のEC比率は13%超に/時価2100円台で、大幅な上値余地示す

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

 総合アパレル大手のワールド(3612)がネット通販に進出したのは2003年。アパレル業界にあっては「先駆け」組。当初は通販雑誌「ルナ」の掲載品と、オリジナル商品で立ち上がった。以降、歴史を繰るとこんな具合。
 05年:ワールドグループ全社のECサイトとして「ワールド ダイレクトスタイル」を立ち上げ、品番を大幅に拡充。
 10年秋:店舗と連動したポイントサービス「ワールド プレミアムクラブ」を導入。11年4月:ECサイトの名称を「ワールド オンラインストア(WOS)」とし全面リニューアル。
 16年秋、店舗とECの在庫連動を開始、オムニチャネル戦略に対応した。アナリストは、「店舗と連動したポイントサービスの導入時点から、オムニチャネルは視野に入っていた」とする。広報担当者も「当社のEC事業が広範な認識を得たのは、WOSと店舗の共通ポイントサービスの浸透と捉えています。現在WOSの稼働会員数は約605万人に達しています」とした。「楽天」「Yahoo!」など25のモールに出店している。
 主力のWOSサイトでは、

(続きは、「日本ネット経済新聞」6月20日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

EC注目株! 連載記事
List

Page Topへ