【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第253回 〈マグロ専門ECサイト「マグロの吉井」〉/1000本を見た目利きで良質のマグロを提供

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井上幸治氏

 創業昭和40年、中国・四国地方に寿司店と総菜店22店舗を運営する吉井食品。最新冷凍設備を導入し、鮮度がよくおいしいマグロを家庭に届けることが可能になったことから、昨年にネット通販を開始。ギフト利用者を中心に顧客を増やしている。商品へのこだわり、ネットショップの状況などについて、店長の井上幸治氏に聞いた。

◆こだわり・特徴

 これまで通算1000本のマグロを見てきたという井上さん。その目利きでマグロをより良い状態で全国に届けることに、こだわりを持っている。
 「時代の変化に合わせながら、お客さまに喜んでいただける商品、お客さまの食卓を彩り豊かにできる商品を追求した結果、外食・お総菜・お取り寄せの運営によって皆さまに『安心・楽しい・おいしい』を提供する形にたどり着きました。当店では、寿司店の味、ご家庭では購入が難しい希少部位などを、鮮度を保ってお届けすることにこだわっています。新たに導入した瞬間冷凍庫は、熱伝導の良い冷凍液で急速冷凍し、超低温保管するので、解凍してもおいしさはそのままで召し上がっていただけます。全国にマグロを送るにはこれだと思い、導入しました。地元・愛媛のブランドマグロ『伊達マグロ』のおいしさも、全国の方に伝えていきたいです」


◆商品開発・売れ行き

 本マグロをはじめウニやイクラなどをぜいたくに使った商品は、贈り物やイベントでの利用が多いという。ニーズに合わせた商品開発とサイト作りで売り上げを伸ばしている。
 「ご家庭のイベントごとを楽しむためにどう提案すべきかをテーマに、セット・ギフト商品などを考案しています。カタログギフトは、贈られた方が商品を選べるということでご好評いただいています。また、商品内容はマグロ一色にならないよう、商品の選択肢の幅を広げることを心掛けています。ショップ開設からまだ5カ月余りですが、12月にお歳暮の注文が多かったことから贈答用に力を入れ、誕生日・内祝い・結婚祝いなどお祝い別に注文しやすいページ作りにしました。その後、贈答用の注文が増え、売り上げも伸びてきました」


◆情報発信・今後

 関東圏の30~40代を中心に新規客を増やしている「マグロの吉井」。今後は新たな商品・サービスの考案とともに、積極的に情報発信していきたいという。
 「旬な情報やそれに関連する商品考案を心掛け、ブログ、インスタグラム、フェイスブック、メルマガ、LINE@を活用して週2回の配信を実施しています。また、自社にカメラマンがいるので、そのつど新しい写真を撮影し、差し替えています。お客さまからは、『マグロ丼の具材で恵方巻を作ったらとても豪華な恵方巻ができた』『具材がカット済みなので手巻き寿司パーティーで使いやすかった』などの声をいただいています。実施は難しいと思いますが…イベントを楽しんでいただく商品として、『結婚式などでマグロ1匹購入していただくと出張解体ショーをします』みたいなこともやってみたいです」


〈運営会社概要〉
【運営】吉井食品株式会社
【開設時期】2018年11月
【スタッフ数】4人
【ショップ形態】自社ショップ、楽天市場、ヤフーショッピング、アマゾン
【導入システム】Futureshop2、F-REGI
【配送委託先】ヤマト運輸
 ※ネットショップ向けの卸については応相談

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記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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