【EC注目株!】第129回〈ラクーンホールディングス〉 アウトレット販売から出発、「壁」乗り越え上場も/昨年来高値778円を一里塚に腰据えて対応

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 衣料・雑貨中心にメーカーと小売店の仲介サイトを運営するラクーンホールディングス(3031、4月期決算、以下ラクーンHD)は、現社長の小方功氏の慧眼により1993年創業された。
 第一歩は創業前に留学した中国で培ったネットワークを生かし、雑貨類を仕入れる輸入業。しかし、大手通販との取引で過剰在庫を抱え、倒産の危機に陥ることに。その経験が、草創期だった「ネット」を介した卸の仲介ビジネスのヒントとなる。
 着目したのはメーカーのアウトレット品。取引先から在庫処分を頼まれた商品を、98年に立ち上げた「オンライン激安問屋」上に掲載。BtoB事業を開始した。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月11日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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