【EC注目株!】第125回〈GAtechnologies〉 AIを活用した中古不動産サイトを運営/底入れから戻り過程に。3600円水準は拾い場感も

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 GAtechnologies(3491、10月期、以下GAテク)は18年7月上場の新参組。ビジネスモデルには魅力を覚える。事業は、AIを活用した中古不動産のマッチングポータルサイト「RENOSY(リノシー)」の運営。順を追って事業展開を説明すると、こんな具合だ。
 ★自社開発のAIを導入したアプリで、数ある投資物件の中から「収益性」「資産性」などの角度から投資価値の高いワンルームの中古マンションを提案。
 ★なぜワンルームか。一つには都市部への人口集中化で単身者用マンションの建設を行政サイドが抑制する動きがあり、いわば希少価値。かつ中古ワンルームマンションの場合、資産価値低下(家賃)は築後10年から15年で減少。中古と呼ばれる段階では横ばい(安定価格)となる。収益性が計算しやすくなる。
 ★月額税込み1080円也で投資家に代わり、ワンルームの運営代行サービス/滞納保証の枠組みがとられている。前者は「リーシング」「入居予備軍審査」「契約」「家賃徴収・投資家への送金」「解約後の清算」。後者は2年契約で入居したにもかかわらず、途中で退去といった場合、投資家には「想定外の収入減」となる。そんな場合、「入ってしかるべき家賃から管理費を差し引いた額」がGAテクにより担保される。

(続きは、「日本ネット経済新聞」1月31日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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