【EC注目株!】第120回〈タビオ〉 ECに注力し売上30%増、スマホアプリ会員57万人にも/年初来高値から23%値下がり。押し目買いが賢策

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 日本の企業の評価されるべき点の一つに「こだわり」が指摘できる。「靴下」に特化したタビオ(2668)は、そんな典型的1社といえるのではないか。「靴下屋」などの販売店を直営・フランチャイジーを含め全国に約280店舗を展開している。
 「こだわり」と記したのは、女性・男性・子ども用で約1940点ものアイテム数に及んでいる点に象徴的。詳細はホームページに譲るが、例えば「眠りやすい靴下」といった機能別の商品も整備されている。
 タビオはここしばらく、停滞期に遭遇していた。前々期・前期とも、本業の利益を示す営業利益は4億円台終盤で推移していた。それが2019年2月期は「36・5%増益(6億4200万円)」計画で立ち上がった。
 そんなタビオがここにきて「EC」に注力の姿勢を示している。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月15日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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