【Amazon出品〈気になるトピックを徹底解説!〉】第9回 ファッション分野で拡大するアマゾン勢力

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■アマゾンのブランディング強化

 国内最大級のファッションイベント「Amazon Fashion Week TOKYO」が先日開催されました。アマゾンが冠スポンサーを務めるこのイベントは、ロゴもシックでおしゃれなデザインを採用しています。「Amazonファッション」全体のブランディング強化に合わせて、大手ブランドを今後も積極的に誘致したいという狙いがあるといえます。
 米国の「Amazonファッション」は、アマゾンがPBを展開していることもあり急成長しています。アマゾンのPBはすでに多くのブランド名で展開しており、アマゾンのPBだと知らずに購入する顧客もきっと多いことでしょう。東京・品川にファッション専用の撮影スタジオが開設されたこともあり、今後は国内のアマゾンでも、全体的に、魅力的な商品画像の掲載が増えてくると考えられます。近々、アマゾンのファッションPBが勢力を増してくるとみて間違いないでしょう。


■アマゾンが変える購買体験

 先日、ついに国内でも「プライム・ワードローブ」サービスが開始となりました。米国で6月に始まったばかりのサービスで、プライム会員であれば、商品を3~8点選択して自宅で試着ができるというものです。不要な商品は1週間以内に返品すればよく、送料は往復とも、もちろん無料です。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月8日号で)

〈プロフィール〉
 比良益章(ひら・ますあき)
 2006年楽天入社、ECコンサルタント、マーケティング担当などを経験。2009年アマゾンジャパン入社、新規開拓営業、コンサルタント業務に従事し、5期連続でトップ成績を獲得。2010年アグザルファ設立、代表取締役に就任し、Amazon専門のコンサルティングを展開。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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