【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□188 ジャパンEコマースコンサルタント協会 笹本克特別講師・参事〈「大川家具ドットコム」〉/顧客への気遣いが見えるショップ

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「大川家具ドットコム」のサイト画面

 トップページでは、商品画像よりも先に「関東地区から弊社ショールームへのモデルプラン」というコピーのバナーが目に入る。全国的にも有名な家具産業の集積地・福岡県大川市所在の大川家具ドットコムのネットショップはユニークである。
 家具卸としては創業22年となるが、個人向けネットショップは2代目となる現代表の堤太陽氏が07年に開設した。14年に法人化し、現在までEC事業を運営している。
 同社の製品やショップ構成などには「お客さまへの気遣い」がにじみ出ている。前述の「関東地区から弊社へ」のバナーから遷移したページには、成田空港からLCC(格安航空会社)の便で佐賀空港に来ることができることから、佐賀空港からは県の補助により1日1000円で利用できる格安レンタカーが利用できること、最寄りの観光地案内までを紹介している。
 関東は日本の人口の約3分の1を占める。最大比率のユーザーに対するケアコンテンツなっていると同時に、関東から福岡県の同社にお客さまが訪れていることをアピールする効果もある。

■国産にこだわる理由
 同社が国産家具にこだわる理由の一つは、海外には有機溶剤やホルムアルデヒドなどの塗料についての規制がない国も多く、日本で製品化された輸入家具自体にも特に規制がないという点。堤代表は以前、自分の子どものために化学的にも物理的にも安全な家具を探したが、「家具屋なのに見つけることができない」ということがあった。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月1日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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