【EC注目株!】第119回〈アドベンチャー〉 LCC躍進を背景に、株式公開後も収益動向は好調推移/時価7000円台前半から半ば。仕込み場の感

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 アドベンチャー(6030、6月期)はLCC(格安航空会社)の躍進という流れを背景に、2014年末の株式公開以降も好調な収益動向を続けている。
 18年6月期も「186.5%増収、29.5%営業増益、29.7%最終増益、10円増配40円配」といった具合。今期は「計画」未発表。その理由について、「スカイチケットの取扱高が引き続き急速に伸長していること等の要因で、現時点で合理的な予想をすることが困難な項目が複数存在しているため」とした。
 前期は期中に「売り上げの大幅増額修正」を行ったが、利益面で反映しきれなかった。先々を見据えた同業他社の買収や、知名度をより高めるためのテレビCMなどの広告費増、さらにはECを展開する以上はサイトの認識度深耕は不可欠だ。また指摘されている「パイロット不足」への対応費用の増加もある。そうした理由での今期計画未発表と捉えられる。

(続きは、「日本ネット経済新聞」11月1日号で)

〈筆者プロフィール〉
千葉明(ちば・あきら)氏
 昭和24年(1949年)6月18日、群馬県前橋市生まれ。群馬県立前橋高等学校、明治大学政経学部卒業。1973年4月、日本短波放送(現日経ラジオ社)入社。1976年5月、経済評論家・亀岡大郎氏に師事。1982年6月、独立、(有)オフィスエーシー設立。そして自営のいまも、新聞・雑誌の原稿作成、書籍上梓、講演活動に従事。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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