【倉庫探訪】 〈大網〉確かな検品に同梱発送/人が支える柔軟サービス

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大網の物流施設外観

大網の物流施設外観

 フィギュアなどホビー商材のECを展開する大網(本社東京都、金坂夏樹社長)の物流施設には人が欠かせない。保管用としてフィギュアを購入する顧客がいるため検品には入念さがいっそう求められるほか、予約販売商品や特典付き商品の発送時には、複雑な同梱作業が発生するためだ。マテハン機器を入れつつ、人を適所に配置することで柔軟なサービス提供を可能にしている。
 大網が取り扱う商品は、フィギュアやトレーディングカードの関連商品、ミニ四駆のパーツ、キャラクター雑貨など多岐にわたる。特にフィギュアは、パッケージに損傷がないか注意深く検品している。
 「コレクターの方は箱の状態を気にする方が多いので、外観は1点ずつ確認している。当社は業界内でも厳しくチェックしている。メーカーに協力してもらい、商品を交換してもらうこともある」(広報販促室)と説明する。
 対象商品を複数購入すると進呈する特典があるなど、同梱作業は複雑になりやすい。通常商品と予約販売商品を同時購入し予約商品の発売時にまとめて発送するといったオペレーションもホビー商材ならではといえる。

(続きは、「日本ネット経済新聞」10月25日号で)

中古商品を取り扱う業務は、ホビー商材に特に詳しいスタッフが担っている

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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