【こだわりの逸品を全国展開 特産品EC】第225回 〈スイーツ・ドーナツ専門ECサイト「シレトコファクトリー」〉/インスタ映えのドーナツ「クマゴロン」人気も拍車

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大橋勝憲氏

大橋勝憲氏

 広大な牧草地が広がる北海道・中標津町に工房を持つ「シレトコファクトリー」。ここで生まれた「シレトコドーナツ」は、ドーナツの穴の中から小さな動物がひょっこり顔を出す、そのかわいらしさからSNSを中心に話題となり、常にオーダーが途切れない人気商品となっている。人気の秘密や全国への広がり、反応などについて、「シレトコドーナツ」を担当する大橋勝憲専務に聞いた。


◆こだわり・特徴

 「シレトコファクトリー」では、地元産を中心とした素材で作るジェラート、生キャラメルなどのスイーツを販売。楽天市場で高い評価を受ける商品が並ぶ中で、一際目を引くのが「シレトコドーナツ」だ。
 「当社では、自社養蜂蜂蜜をはじめ、中標津町産の牛乳や道産食材を中心に使用しています。『シレトコドーナツ』は、油で揚げず、蒸し焼きのふっくら仕上げが特徴。毎日工房で手作りしています。発売当初は形が崩れているものもあり、”へっぽこドーナツ”ともうたっていましたが、試作を重ねるうちに、その形状が知床の山並みに似ていると感じるようになりました」
 「シレトコドーナツ」の人気に火が付いたのは、ドーナツの穴の中に入った「クマゴロン」がきっかけだという。
 「東京・上野にお店を出した後、上野動物園の赤ちゃんパンダが亡くなり心にぽっかり穴が空き、ドーナツの穴に『コパンダ』を入れたのが始まりです。その後、誕生した『クマゴロン』がメディアでの紹介や口コミ、インスタ映えなどで広まり、今ではキャラクターが独り立ちしています」


(続きは、「日本ネット経済新聞」9月20日号で)

「クマゴロン」の顔は手書きで表情がそれぞれ違うのも魅力、「シレトコドーナツ」各種

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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