【ECコンサルタントによる「勝手にECサイト分析」】□□165 ジャパンEコマースコンサルタント協会 宮松利博特別講師〈フィルズコーヒー〉/米国で体験した次世代ショッピング

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サンフランシスコのフィルズコーヒーFront店

 「Philz Coffee(フィルズコーヒー)」は、サンフランシスコに拠点を置くコーヒーショップ。先日の米国視察中、シリコンバレーでECコンサルティングをされている、yasさんにガイドされて連れていっていただいたお店です。
 なんでもフェイスブックのマーク・ザッカーバーグCEOが大のお気に入りで、創業者親子はザッカーバーグの内輪の結婚式にも呼ばれたそうです。今ではフェイスブック本社に賃料無料で出店させてもらっているほどのごひいきっぷりとのこと。価格はスターバックスコーヒーの2倍で、ハンドドリップで丁寧に入れたコーヒーが、こだわり派にはたまらないらしいです。


 ■スマホで事前予約

 残念ながら個人的にコーヒーを飲まないので、私は周りの皆さんが飲んでいるのを店内で見物しただけでしたが、ミントコーヒーという商品がはやっているらしいです。平日の昼近くということもあってか、行列が絶えません。一方、店舗の片隅に置いてあったこの立て看板に目が行きました。
 看板には、「ピックアップ!」と書かれていて、これは今回、米国のいたるところで見かけた文字でした。
 要は「スマホで事前に予約すれば、行列に並ばなくていいですよ」という仕組み。日本でも少しずつ導入され始めていますが、今回の米国視察ではいたるところでこの「行列なし!」「スマホでピックアップ!」という看板のお店が目に付きました。
 「フィルズコーヒー」は、比較的小ぶりなお店ですが、後から調べてみると、何と1店舗当たりの年間売上高は平均170万ドル(約1億9000万円)で、スターバックスコーヒーの120万ドル(約1億3000万円)を大きく上回るとのこと。
 創業者の息子であるフィルズ・ジェイコブCEOが、サンフランシスコを拠点に、ツイッターやアップルの要人と関係を深めてアドバイスをもらい、15年間でシリコンバレーのテック系企業を中心に総額7500万ドルを調達。店舗数はサンフランシスコ、ロサンゼルス、ワシントンなどに40店舗展開しています。やり手の息子です。

(続きは、「日本ネット経済新聞」4月19日号で)

「ビックアップ」の看板

スマホで注文し、店舗で手渡し

簡単に決済できる

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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