【最速レポート〈SHOPTALK2018〉】第1回 「DtoC」が世界の新潮流に

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米・小売業界のトッププレイヤーが講演するイベント「SHOP TALK」

米・小売業界のトッププレイヤーが講演するイベント「SHOP TALK」

 3月18〜23日に米・ラスベガスにて開催された小売業向けカンファレンス「SHOP TALK(ショップトーク)」に、弊社メンバーが複数参加してきましたので、そこで得た情報や事例を共有し、日本の小売りやECの近未来についても予測したいと思います。
 このカンファレンスでは、革新的な小売業者やブランドの経営層が300人ほどスピーカーとして情報発信します。登壇するメンバーは、アマゾン、フェイスブック、アリババといった世界のITをけん引する企業や、ウォルマート、ターゲット、ナイキ、コーチなど大手の小売り・ブランド企業が連なっています。

■DtoCの代表事例

 イベント通して感じたことは、日本ではまだよく聞かれる「オムニチャネル」というキーワードは消え、「DtoC(Direct to ConsumerのことでECチャネルを使い消費者に直接販売するモデル)」というフレーズがさまざまなスピーカーから聞かれたことです。
 米国のEC市場はご存知の通りアマゾンが中心となり、小売り最大手のウォルマートが対抗するという構図です。そこにメーカーやブランド企業がECを活用して直接消費者とつながり、販売を拡大する「DtoC」モデルが新潮流として台頭してきているという状況です。世界的に有名なコスメブランドや新興のコスメ系企業で、その動きが顕著となっています。
 その事例として、ニューヨーク発のコスメブランド「Glossier(グロッシエー)」を紹介しておきます。「Glossier」は14年に登場したブランドでありながら、急成長を遂げています。43億ドル(約4500億円)といわれている米国のコスメ市場に「DtoC」モデルで切り込んでいます。成長のキーワードは、「SNSを徹底活用したマーケティング」「主要都市にショールーム型店舗展開」「独自のコミュニティー作り」です。
 
(続きは、「日本ネット経済新聞」4月5日・12日合併号)

コスメブランド「Glossier」創業者のエミリー・ワイス氏

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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