【EC売上アップしました】ベクトル/買取サービス各アイでブランド数増加

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村川智博社長

村川智博社長

 古着の買取とECでの販売を行うベクトル(本社岡山県、村川智博社長)の17年4月期のEC売上高は前期比35%増の11億7000万円だった。15年9月に開始した宅配買取サービス「フクウロ」の利用が拡大したことによって、販売する商品点数や、表示できるブランド数が拡大したことが、増収の要因だとしている。
 「フクウロ」は、ベクトルから届く段ボールに、ユーザーが古着を詰めてベクトルに送ると、ベクトルから買取査定額が振り込まれるシステム。買い取った古着は岡山県にあるベクトルの倉庫「ベクトルグローバルポート」で一元的に管理。ベクトルが運営するECサイト「ベクトルパーク」で販売する。
 「フクウロ」は、タレントのダレノガレ明美を起用したPRが奏功し、利用者数が増加している。ECサイトのユーザーに買い取りの利用を促す施策を行ったことも、利用者数の拡大に寄与した。17年11月末時点で、「フクウロ」のユーザー数は9万人超となっている。

(続きは、「日本ネット経済新聞」12月21日・28日合併号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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