〈12期連続の増収を達成〉インテリアオフィスワン 阿比留亮取締役副社長/基本に立ち返ったショップ運営で拡大目指す

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阿比留亮取締役副社長

 家具のECサイトの運営を行うインテリアオフィスワン(本社埼玉県、加藤和浩社長)は12期連続増収を達成している。同社は、スマホ対応や商品開発の強化を行い、着実にEC事業を拡大させている。ECサイトの販売を拡大させるため、ユーザーがスマホアプリなどを使って、部屋に家具を設置した後の状況をユーザーにイメージしてもらうことができるAR(拡張現実)技術の導入も検討しているという。同社の阿比留亮取締役副社長に話を聞いた。

消費増税で苦戦も

 ─14年11月期の業績を教えて下さい。
 14年11月期の売上高は前期比5・0%増の15億円でした。前期比では微増収にとどまりましたが、おかげさまで12期連続の増収を達成できました。例年は20~30%の増収を続けてきましたが、前期は消費増税の煽りを受けて苦戦しました。苦戦の中でも、微増収に持ち込めたのは、スマートフォン(スマホ)対応に注力したからだと考えています。商品を拡充し、スマホで売れ行きのいい商品をプッシュできるようなレイアウトにしました。スマホ対応への注力が奏功し、14年11月期のスマホ売り上げは前年比28・1%増になりました。
 ─多店舗展開を行っているということですが。
 楽天で5店舗、自社サイトで3店舗、ヤフーとアマゾンでそれぞれ1店舗の計10店舗の運営を行っています。家具の総合店もありますし、ベッド専門店、収納専門店といった一つのテーマに特化した店舗も用意しています。従来は、サイト運営の効率性に重きを置いていました。そのため、店舗ごとに顧客層別の色分けが出来ていないという課題がありました。今後は、顧客層ごとに、店舗の見せ方に変化を付けていきたいと考えています。
 ─モール別の売り上げ比率はどのようになっていますか。
 楽天が7割、自社サイト2割、その他が1割ほどです。元々は、自社と楽天で半々ぐらいの売り上げでした。3年ほど前に自社サイトのSEO対策に失敗してしまったため、検索からの流入が減少し、売り上げ比率が変わってしまいました。SEO対策を見直し、失敗前と同じ位の検索結果に表示されるようになってきました。自社サイトの売り上げ比率を以前と同様の50%まで引き上げたいと考えています。検索からの流入がまた戻ってきていますので、十分伸ばせる部分であると考えています。

(続きは本紙 3月5日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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