〈今春、決済事業に参入〉BASE 鶴岡裕太代表取締役社長/「ネット決済の利便性を高める」

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

鶴岡 裕太氏

 無料でECサイトを開設できるプラットフォーム「ベイス」を展開しているBASE(ベイス、本社東京都、鶴岡裕太社長)は今春、オンライン決済事業に参入する。14年12月に決済サービスを手掛けていたピュレカ(本社東京都、高野謙一社長)を買収。ピュレカのサービスを基に、安価で簡単に導入できる独自のオンライン決済サービス「PAY.JP(ペイドットジェーピー)」を開発している。決済事業の内容や参入の狙い、収益化の見通しについて鶴岡社長に聞いた。

初年度20万店を計画

 ─「ペイドットジェーピー」とはどのようなサービスでしょうか。
 「数行のコードを書くだけで、ECサイトなどにクレジットカード決済機能を実装できるサービスです。まずはECサイトやウェブサービスの開発者向けに提供します。複雑なコードを書く必要がなく、加盟店審査が数日で済むなど、既存のオンライン決済サービスと比べて導入のハードルが低いのが特徴です。『ペイドットジェーピー』のアカウントを取得した消費者は、『ペイドットジェーピー』を導入しているネットショップであれば、店舗専用のアカウントやクレジットカード番号をいちいち入力する必要がなくなります」
 ─この分野のライバルは。
 「『ペイパル』や『ストライプ』などです」
 ─「ペイドットジェーピー」の導入目標を教えてください。
 「『ベイス』の店舗を含めて、初年度で20万店舗を計画しています。『ベイス』の店舗は今春から全店舗で使えるようにする予定です。将来は全国民に使ってもらえるようなサービスを目指します」
 ─「ベイス」の店舗以外では、どのような利用者を見込んでいますか。
 「ECやコンテンツ販売などを手掛けている小規模事業者や個人にご利用いただきたい。今後は『ベイス』の店舗の中から、売り上げが拡大して自社ECサイトを開設するネットショップも増えてくると思うので、そういったショップにも使ってもらいたいです」
 ─サービスの手数料はいくらに設定する計画ですか。
 「既存の決済サービスより大幅に良い条件で提供する計画です。オンライン決済のベンチャーならではのチャレンジをしたいと思っています」 
 ─決済事業は情報セキュリティー対策も重要です。
 「国際セキュリティー基準に準拠し開発しています。サーバーやOSの環境は第三者による監査を受け、高いセキュリティーレベルを構築します」

(続きは本紙2月26日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ