新潟県内の経営者向け月刊情報紙「にいがた経済新聞」を発行する、にいがた経済新聞社(本社新潟県、石塚健社長)は今年6月から、新潟の特産品を専門に扱うECサイト「にいがた丸ごと市場」の運営に乗り出している。新潟県内の特産品を中心に販売し、県内のメーカーが商品を無料で掲載できるようにして出品を促している。新聞社が取材活動を通じて縁を持った企業への出店も提案している。今井一志取締役にECサイト立ち上げの経緯や今後の事業展開について聞いた。
─「にいがた経済新聞」の媒体内容について教えてください。
にいがた経済新聞は2016年に創刊した、新潟県内の中小企業の経営者にインタビューした記事などを掲載する月刊の情報紙です。取材記事を掲載するだけではなく、企業同士を紹介するなどの取り組みも行っています。
企業経営者や銀行関係、役所関係の人たちに読んでいただいています。定期購読で毎月10日に約5000部を発行しています。新潟県内のキオスクなどの売店でも販売しています。ウェブサイトにも記事を掲載していますが、紙面とは別の内容を掲載しています。
■取材通じサイト立ち上げ
─ECサイトを立ち上げた経緯について教えてください。
弊社代表の石塚が媒体を立ち上げる際にECサイトの運営も検討していたとのことです。
私は、現在も、新潟県阿賀野市の特産品を販売するECサイト「ごずっちょねっと」を運営するWIN—WIN(本社新潟県)の代表を務めています。このサイトは2012年10月1日に、新潟県阿賀野市の特産品を広める目的で立ち上げました。その後、17年6月ににいがた経済新聞社の石塚社長に取材に応じてもらったことで接点を持ち、新聞社のECサイトを共同で立ち上げることになりました。
(続きは、「日本ネット経済新聞」10月04日号で)
【にいがた経済新聞社 今井一志取締役】 〈「にいがた丸ごと市場」運営に乗り出す〉/新潟産品の魅力引き出しブランド化へ
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