【楽天市場向け神ツール〈１０選〉】　イメージデザイン〈「楽々通販２」〉／接客力高める機能で差別化／顧客の属性を一元管理

　ネットショップが運営する自社サイトやモールなど複数店舗の業務管理が一元化できシステムを提供するイメージデザイン（本社京都府、田中利和社長、（電）０７５—３５３—６５３９）は、顧客の購入頻度など属性に応じた対応で接客力を高める機能で提案を強化している。顧客データを受注管理システムに連携させることで、注文後のサンクスメールを細かく内容を変更し、接客力の向上につなげている。
　同社のシステムは「楽々通販２」。注文取り込みや注文内容編集を一部自動で行うことができる。受注処理担当者以外でも簡単に利用が可能だ。楽天市場などに出店する「澤井珈琲」「腕時計のななぷれ」「断食道場ＳＨＯＰ」「うきうきワインの玉手箱」といった有力店舗が導入している。
　ネットショップの担当者は、顧客の購入回数データを把握できてないこと、手間がかかることを理由に、注文後に送信する「サンクスメール」などの「ステップメール」を、注文者全員に開店当初から同じメールを送っている傾向がある。一方で、モールでの受賞店舗の担当者は、顧客の購入回数や頻度など属性に応じた数パターンのメールを個別に用意して配信しているショップが多い。そのため、優良顧客に対する細かな接客ができることで、２回目以降のリピート購入につなげているという。
　「楽々通販２」には、こうしたセグメントしたメールを送る機能が付加されている。この機能を有効活用することの重要性を提案している。
　１８年１月には、ネットショップの「日次決算機能」「請求予測機能」「経営計画シミュレーション機能」などの経営状況が把握できる「楽々通販２Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ（マネジメント）」の提供も始めている。