【Eコマース業界地図 「物流編」】 エス・アイ・ロジ〈物流代行〉/冷凍・冷蔵物流に強み/仙台の倉庫を冷蔵施設に刷新

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デジタル仕分けやハンディ端末を活用したピッキングを展開

デジタル仕分けやハンディ端末を活用したピッキングを展開

 EC事業者の「物流」に関する支援サービスを、ECのネットメディア「Eコマースコンバージョンラボ(eccLab)」と共同でまとめた。サービスマップには物流代行サービスに加えて、宅配サービスや倉庫管理システム(WMS)などもカテゴリー別に収録した。物流支援事業者は玉石混交。自社の事業にマッチしたパートナー選びの参考にしてほしい。

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 EC向けの物流代行を手掛けるエス・アイ・ロジ(本社宮城県、大友聡社長)は、食品ECを中心に冷凍・冷蔵物流を強化している。17年8月に、仙台市内の常温倉庫を刷新し、冷凍施設に切り替えるなど積極的な投資を行うことで幅広いニーズに対応する。
 エス・アイ・ロジは、仙台市内に冷凍・冷蔵向けの倉庫を構える。これまで常温対応だった倉庫を数千万円かけて、冷凍施設に切り替えた。これまで借りていた土地を取得するタイミングで、ニーズの高い冷凍・冷蔵食品物流に対応できるようにした。
 人材不足に対応するため、デジタルによる仕分けやハンディ端末を活用したピッキング作業などの業務改善を推し進め、アルバイトやパートでも作業ができるように業務の平準化を進める。昨年から求人情報を主体とした情報を掲載するウェブサイト「siロジ解析」などで情報発信に努める。
 今後は顧客獲得の競争が進むことを想定し、冷凍・冷蔵施設で差別化を図る考えだ。

常温倉庫を刷新し、幅広いニーズに対応

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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