ラクス(本社東京都、中村崇則社長、(電)03―6675―3631)が提供するメール共有・管理システム「メールディーラー」が、有力なEC企業への導入を広げている。EC企業など計4000社へ導入しており、業務効率化の有力なツールとなっている。
「メールディーラー」は、顧客からのメールを複数の社員が共有でき、問い合わせ内容や対応状況を一元管理できるシステム。返信の遅延や重複返信などが防げるほか、メール対応の品質向上に役立つ。多くの有力ネットショップが採用している。
17年には、大幅なバージョンアップを実施。導入企業の要望に応え、使いやすさを追求した。業務効率化のために、集計データを自動でグラフ化する機能を追加。このほか、ウェブAPI機能を提供し、さまざまな外部システムからも「メールディーラー」が操作できる仕組みを構築した。
よく使うテンプレートをお気に入り登録できる機能や、特定のメールを共有できるよう、そのメールに直接アクセスできるURLを発行する機能など、10項目以上を追加している。集計データのグラフ化機能は、作業の手間軽減に大きく役立ちそうだ。従来なら数値をもとに人の手でグラフ化するため手間がかかっていたが、自動でグラフ化できる機能も追加した。
17年7月には、多様化する顧客からの問い合わせに対応するためのウェブチャットツール「Chat Dealer(チャットディーラー)」を開始。
管理画面からタグをコピーして、ウェブサイトへ貼り付けるだけでチャット対応を始められる。ウェブサイト訪問者の質問に自動で回答する、カスタマイズ性の高いチャットボット機能を設定することも可能だ。
【18年のブレイクサービスはこれだ】ラクス<メール共有・管理システム「メールディーラー」>/業務効率化の有力ツール/チャットとも連携を開始
関連リンク・サイト
記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。