【Eコマース業界地図 ECモール・プラットフォーム編】アマゾンジャパン/プライム会員増加を最優先に/出品者にもプライム対応強化を促す

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セラーサービス事業本部・石橋憲人営業本部長

セラーサービス事業本部・石橋憲人営業本部長

 17年は、BtoBのEC市場への参入が話題となったアマゾンジャパンだったが、同社が最重点課題として挙げるのはこれまで同様、「プライム会員の増加」だ。プライム会員向けに生鮮食品のECである「Amazonフレッシュ」を導入するなど、プライム会員がAmazonを最も有効に利用しやすくなるように、サービスの拡充を図っている。
 アマゾンジャパンでは、プライム会員の増加に向けて、さまざまなサービスの拡充に取り組んでいる。出品事業者がプライム対象商品を販売しやすくなるよう、Amazonが商品の在庫管理や発送を行う「FBA(フルフィルメントbyAmazon)」の料金体系を変更したのも、そうした施策の一つだ。
 同社は17年10月、1000~2000円の低単価の商品を扱う出品事業者でもFBAを利用しやすくなるよう、新たなサービスを打ち出した。新たに開始したのは、配送代行手数料が通常のFBAの料金よりも129~200円安い「FBA小型・軽量商品プログラム」だ。具体的な利用社数などは公表していないが、新制度は好評で、「予想を上回る出荷量となっている」(セラーサービス事業本部・石橋憲人営業本部長)と話している。
 プライム会員の増加を最優先課題と捉える理由についてアマゾンジャパンでは、「プライム会員がAmazonを優先的に利用する顧客だからだ」(同)と話している。Amazonの購買傾向を見ると、プライムマークが付いている商品ほど、購入されやすい傾向があるのだという。
 石橋本部長は「他のECモールにも出店している事業者に話を聞くと、『AmazonにはAmazonにしか流入しない顧客がいて、それがプライム会員だ』という声を聞く。プライム会員に向けたサービスを強化することが、Amazonでの出品戦略だと考えている」と話している。

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