20種類以上のアパレルブランドを展開しているベイクルーズ(本社東京都、窪田祐社長)の14年8月期におけるモバイルECの連結売上高は、前期比約2・7倍の約60億円だった。近年はECサイトのアプリ化などに取り組むことでスマートフォン(スマホ)への最適化を推進。EC売上高が拡大を続ける中、スマホ利用者の増加に伴いモバイル売上高が急増している。
ECサイトでは「ジャーナルスタンダード」など、全国の店舗で販売している複数のアパレルブランドを取り扱っている。当期のEC売上高は前期比約46%増の120億円。スマホ経由の売上高は全体の約50%を占めた。アクセス数ベースではスマホ経由が約6割に達している。
EC売上高が拡大した一因は、ブランドごとに分かれていたEC部門を12年に統合したこと。経営資源を集中しプロモーションを強化した。ブランドごとに蓄積していた成功事例を共有することでEC事業全体の底上げにも成功した。
■掲載内企業
・ベイクルーズ
・キャラアニ
・ネットプライス
・ピー・ビー・アイ
・エムール
・EL JEWEL
(続きは日本ネット経済新聞 1月15日号で)
【モバイル通販売上高ランキング 注目企業】ベイクルーズ〈第8位〉/売上高約2・7倍/60億円規模に拡大
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