【特集 ECに役立つサイト内検索支援】ビジネスサーチテクノロジ「ポップリンク」導入事例<タビオオンラインストア>/「ゼロ件ヒット」3割改善/転換率は5%アップ

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 「靴下屋」などを全国展開するタビオでは、運営するECサイト「Tabioオンラインストア」に、ビジネスサーチテクノロジ(以下BST、本社東京都、川邉雄司社長、(電)03―3498―6922)が提供する画像付き検索アシストサービス「ポップリンク」を導入し、検索後の「ゼロ件ヒット」が3割改善するなど成果につなげている。
 タビオは03年にEC事業を開始。その後、海外向けの越境ECを展開し、60カ国への販売を手掛けてきた。
 ECサイトは本店以外に、楽天市場、ヤフー、アマゾン、ゾゾタウンに広がり、直近ではロハコにも出店。ユーザーは7割が女性で、売り上げはPCの割合が6割だ。EC事業の売上高は非公表だが、早期に全社売り上げの10%に引き上げることが目標だ。
 9月1日には、オムニチャネルを見据えたスマホ向けアプリの提供を開始し、15万人(10月3日現在)が登録している。「タビオというブランドをユーザーに浸透させることが目的」(真砂輝男執行役員Web営業部部長)と話す。
 広告出稿など集客で他社との競争が激しくなっている中で、自然検索では1位を獲得している。SNSを積極的に活用し、ツイッターやインスタグラムで、足元のスタイリングを投稿したり、フェイスブックは日本製品やモノづくりのこだわりをアピールする。
 アプリでは、商品を検索すると、近隣の店舗を表示したり、そのままECサイトで商品が購入できるようにした。
 メルマガなどで2回目以降の購入を促し、初回購入ユーザーの3割がリピート購入しているという。今後は、キュレーションサイトのようなサブスクリプションコマースの展開も検討している。


■BST社の「ポップリンク」を採用

 BSTが提供する画像付き検索アシストサービス「ポップリンク」を採用したのは、サイト内検索機能を利用するユーザーが想定よりも多かったためだ。検索したものの、「ゼロ件ヒット」となってしまうことで離脱や転換率の低下を招いていたという。従来は、自社でサイト内検索機能を運用していたが、機能強化とともに、「ポップリンク」の導入を決めたという。
 ECサイトで販売する商品は約1000アイテム。検索ワードにも課題があった。靴下の素材に詳しいユーザーが、素材の専門用語で検索して表示しても、商品がヒットしないケースがあったという。「従来は目立たない商品も多かった」(ウェブ営業部・佐々木智也氏)が、事前の検索候補の選定によって解決。商品の提案力を強化するマーケティングツールとしても生かせるようにした。
 導入後の具体的な成果については「ゼロ件ヒット」が3割改善。前年は10周年セールのため単純な比較ができないものの転換率についても5%アップしたという。
 すでに検索したい型番が決まっているユーザーへの対応も急ぐ考えだ。



サービス概要「ポップリンク」
 「ポップリンク」は、サイト内検索でキーワードが入力された際に、入力候補の言葉を表示したり、キーワードから予測される商品の詳細ページへのリンクを画像とともに表示するサービス。商品名の候補を先に表示することで、入力ミスや勘違いによる検索の失敗を解消できる。詳細ページへのリンクにより、商品情報を顧客の目に触れる機会を増やす。補完キーワードやリンクは、システムがサイトから自動で収集して反映する。セール対象や新商品を優先して表示する設定も可能。サイトへの適用は、専用のタグをページに埋め込むことで、既存のシステムを改修する必要は生じない。外部企業のECサイト構築システムやアクセス解析ツールなどとの連携も可能だ。

真砂輝男執行役員web営業部部長

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。


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