コロナ禍に急拡大した腕時計EC市場。近年は、実店舗への回帰などもあり、成長は鈍化しているようだ。直近の決算でも、売上高が横ばいになったり減収になったりした企業が多くみられた。腕時計の需要が減少傾向にある中、今後も大幅な増収は見込みにくいと考える企業が増えているようだ。一方で、円安の影響もあり、越境ECは好調となっている。日本の在庫商品が「信頼できる」と考える人は世界的に増えており、日本メーカーの商品の人気も高まっているという。これらが相まって、越境ECの急成長につながっているようだ。今後の腕時計ECでは、海外展開が成長の鍵になっていきそうだ。
(続きは、「日本ネット経済新聞」11月28日号で)
■掲載記事
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【特集 腕時計EC】海外展開が成長の鍵(2024年11月28日号)
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