現在の腕時計EC市場は、価格帯によって明暗がはっきりと分かれているようだ。好調なのはロレックスなど高価格帯の商品。市場価値が年々高まっていることが追い風になっているという。”コロナ自粛”の反動で売り上げが伸びている側面もあるようだ。一方、10万~30万円といった中価格帯の商品は苦戦を強いられている。スマートウォッチの台頭により、需要が減少しているという。売り上げの回復を図るべく、各社はポイントやクーポンの活用を進めている。そのことが、単価の下落にもつながっており、悪循環になっているようだ。腕時計を販売するEC企業に、現状と今後の展開について聞いた。
(続きは、「日本ネット経済新聞」11月25日号で)
■掲載記事
・ザ・クロックハウス/2年で売上27倍に/250超の実店舗と連動図る
・ネクストトゥエンティワン/ユーザー目線で高価格帯に活路/「大事な1本」を届ける
・nanaple/競合ひしめく価格帯に苦戦/体制整え巻き返し図る
・エポナ/「価格」以外の付加価値を/”顔”の見えるECを目指す
【腕時計EC】 価格帯で明暗分かれる(2021年11月25日号)
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