ヤフーは10月17日、ヤフーが定めた出店基準を満たしたストアのみが出店できる「PayPayモール(ペイペイモール)」を開始したと発表した。同16日から約600ストアが順次出店。スマホ決済「PayPay(ペイペイ)」と連携したサービスを提供し、ペイペイで決済した場合には最大16%を還元する。
出店ストアは、ダイソン、@cosme Shoppingなど。ZOZO(ゾゾ)が運営するファッションECモール「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」の出店者は任意で出店。12月17日から出品を開始し、18日から本格的に販売を開始するという。
今後は到着から14日以内の商品に限り、返品や交換などにも対応する方針。顧客の自宅や近隣店舗での商品受け渡しや、チャットによるカスタマーサポートも拡充する。
11月1日から大型販促企画「PayPayモールで100億円相当あげちゃうキャンペーン」を開始した。ペイペイの残高か、「Yahoo!Japanカード」で決済した場合、決済額の最大20%相当をユーザーに還元する。当初は1月31日までとしていたが、3月31日まで期間を延長した。
参加店舗からは、「キャンペーンが始まってから『PayPayモール』の売り上げが急増した。ヤフー全体でも『PayPayモール』の売上比率が伸びているようだ」と話す。
【2019年 EC業界重大ニュース】 ヤフー、ペイペイモール開始/600ストアで船出、ゾゾは12月参加
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