【ECに役立つサイト内検索支援】 サイジニア〈「デクワス.VISION」〉/大手の導入進む/画像レコメンド・検索を提案

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吉井伸一郎CEO(写真右)と情報システム部プロダクトソリューショングループ・土居清晃マネージャー

吉井伸一郎CEO(写真右)と情報システム部プロダクトソリューショングループ・土居清晃マネージャー

 サイジニアが提供するAIレコメンデーションシステム「デクワス.VISION」の導入が進んでいる。クルーズショップリストに続き、マガシークや三陽商会、ニューバランスなどに導入。画像で商品を検索できる「デクワス.CAMERA」などとともに、画像解析技術を駆使したソリューションの提案を強化している。
 「デクワス.VISION」は、閲覧している商品と似たようなイメージの商品をレコメンドするサービス。行動履歴型の既存ソリューションでは、データがたまるまでレコメンドできず、提案する商品も人気商品に偏りがちだった。
 「既存ソリューションだと秋冬シーズンの最初のタイミングでは、データがたまっていないので秋冬のアイテムは提案できない。ユーザーにクリックされないとレコメンドされないので、どうしても検索で上位表示されたアイテムばかりピックアップされてしまう。本当にユーザーが求めているアイテムをレコメンドできない可能性がある。『デクワス.VISION』は、AIがすべての取扱商品の中から選別するため、マッチングの可能性も高まる」(吉井伸一郎CEO)と話す。
 ファッションなど季節商材は、既存のレコメンドでタイミングよく適切な商品を提案するのが難しい。デザインを切り口に商品を探しているユーザーが多く、見た目が似ている商品を推奨することで購買率は高まりやすい。
 「デザインで選ばれる商品や、一点ものの商材を扱うECサイトに向いている。導入すると幅広い商品が売れるようになり、顧客単価も高まりやすい」(情報システム部プロダクトソリューショングループ・土居清晃マネージャー)と話す。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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