【Eコマース業界地図 「物流編」特集〈実力派サービスの最新動向〉】 〈物流代行導入事例『ブレインウェーブ「はぴロジ」』〉カラーコンタクトレンズ「Ove」/グローバル展開を見据え導入

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清水正社長

 Bsmo(ビスモ、本社東京都、清水正社長)は、SNSを活用したターゲティング広告を展開している。
 創業当初は、企業からSNS広告の運用を請け負っていた。その後、グローバル展開を見据えたEC事業立ち上げの準備を進め、グループ内でSNSマーケティングの運用を手掛けてきた。
 ビスモのグループ傘下には、食品を店舗やECで販売する「浅草農園」を運営する大福(本社東京都)、カラーコンタクトレンズの販売を手掛けるANW(エー・エヌ・ダブリュー)などECを手掛ける小売会社が複数ある。
 ANWは16年に設立。三つのコンタクトレンズブランドを手掛ける。
 18年11月にカラーコンタクトレンズのグローバルブランド「Ove(オヴィ)」を立ち上げ、ECサイトで販売を始めた。同ブランドは、ECサイトで限定販売しているほか、プロモーションをSNSに絞って差別化を図っている。製品デザイナーに、安室奈美恵さんらを担当していたヘア&メイクアップアーティストの中野明海氏を迎えた。瞳の中の光を表現したデザインのサークルレンズを用いた商品を開発している。
 ECサイトには、グローバル展開を見据えて、ECサイト構築システム「Shopify(ショッピファイ)」を導入した。現在までに会員数は約6万人を抱え、10~40代の女性が中心だ。フェイスブックやインスタグラムなどSNSからの転換率は平均8%を超えるほか、定期購入への転換率は18%となっている。「自社でマーケティングを内製化することが高い転換率につながっている」(清水社長)と話す。


■「Shopify」と連携が決め手

 ブレインウェーブ(本社大阪府、園田有希生社長、(電)06―6110―8872)が提供する物流プラットフォーム「はぴロジ」は、「Shopify(ショッピファイ)」と海外事業においてAPI連携している。この点が採用した最大の理由だ。
 「オヴィ」を立ち上げる、「グローバル展開を目指す中で、物流のパートナーとしてどこと組むのかが最も重要だと考えていた。ショッピファイを連携している物流企業は『はぴロジ』のみだった」(清水社長)と、導入を決めた背景について話す。
 一般的に、ユーザーからの受注データは一度本社で受けた上で、倉庫に発送の手配を依頼される。ANWでは、ショッピファイと「はぴロジ」がAPI連携しているため、本社を通さずに神奈川県内の倉庫から発送の手配まで完了することができる。「海外や国内を問わず、物流に関する手間が一切かからず、本来のマーケティングに力を注ぐことができる」(同)とその利点について話す。
 「オヴィ」ではUXの最大化の目玉として、翌日配送を全国で行うことを目指し、ぱぴロジシステムを使い、全国3カ所で分散出荷も検討している。


【「はぴロジ」 サービス概要】
 「はぴロジ」は、受注商品の出荷指示、ピッキング、梱包、出荷までを一貫して行う仕組み。ECサイトで受けた注文情報を物流施設に自動送信し、商品のピッキングや梱包作業、出荷を行う。提携する物流施設は同社の専用センターを含め全国に40カ所あり、EC事業者のニーズに合わせた提案ができる。物流代行業務だけでなく、出荷指示システムまで提供することでEC事業者の業務を大幅に削減する。

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