【Ｅコマース業界地図　「運営業務管理編」特集】　イメージデザイン〈「楽々通販２」〉／接客力を高め、顧客化を実現／有力ＥＣが積極活用で成果

　イメージデザイン（本社京都府、田中利和社長、（電）０７５―３５３―６５３９）の自社サイトやモールなど複数店舗の業務管理が一元化できるシステム「楽々通販２」は、リピート購入につなげる「おもてなし接客」をテーマにした搭載機能が強みだ。顧客ロイヤルティーを高めることで新規客を「顧客化」し、リピート客の獲得に成果を出している。現在までに「澤井珈琲」「断食道場ＳＨＯＰ」「うきうきワインの玉手箱」といった有力店舗が、受注処理における顧客対応力の向上のため導入している。
　「楽々通販２」は、注文取り込みはもちろん、注文内容編集の一部を自動で行えること、さらにサンクスメールとフォローメールを自動で送信することで業務効率化だけでなく顧客ロイヤルティー向上を実現できる。
　６月には「断食道場ＳＨＯＰ」を運営するエリカ健康道場（本社佐賀県）に出向き、ＥＣ運営スタッフへ、ＷＥＢマーケティング研修を行い、自社の課題を探し、楽々通販２に搭載されている顧客分析ツールと顧客ランク別メッセージ機能を有効活用し、業務フローと顧客接客対応の見直しを提案してきた。
　エリカ健康道場では、顧客ランク属性に応じた数パターンのメールを個別に用意してステップメールを配信。優良顧客に対する細かな接客ができたことでリピート購入につなげている。
　今年１月にはオウンドメディア「ネットショップ黒字ラボ」を立ち上げ、「導入事例の成功事例」や「ＥＣ運営におけるノウハウ」を共有。導入検討企業からのニーズがあれば、田中社長が出向いてアドバイスすることも可能だという。
　「楽々通販２」「楽々通販２Ｃｕｓｔｏｍ」の導入費用・月額費用はＩＴ補助金を活用して半分でき、導入することも可能だ。
　「楽々通販２Ｃｕｓｔｏｍ」は、楽天の有力店舗でも利用されており、業務効率を高めている企業が目立っている。田中社長は「接客力を高め顧客化するという課題に抱えるネットショップに利用してほしい」と強調する。