【Eコマース業界地図 「ECサイト構築サービス編」特集〈越境ECカート〉】 スターフィールド〈「LaunchCart」〉/アジアの実績トップ級/中国語圏以外の現地化も推進

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星野翔太社長

星野翔太社長

 越境EC支援のスターフィールド(本社東京都、星野翔太社長)が提供する越境EC専用カートシステム「LaunchCart(ランチカート)」は、越境ECサイトの構築実績が200を超えた。大半がアジア向けのサイトで、構築実績はトップクラス。台湾や中国、香港、シンガポールなどを中心に、韓国、マレーシア、フィリピン、インドなど現地化をさらに進め、実績を積み重ねている。
 「LaunchCart」は、多言語多通貨に対応した越境EC向けカートシステム。導入企業の販売対象国に応じてテンプレートを作成するため、言語は無制限、決済は160通貨に対応している。基準通貨を自由に設定できる独自機能も備えている。
 日本からの越境ECや現地ECの進出が進んでいる台湾や香港、中国、シンガポール向けの構築実績が多い。中国の三大決済サービス「銀聯(ぎんれん)カード」「Alipay(アリペイ)」「WeChat Pay(ウィーチャットペイ)」に対応したり、台湾向けはリピート通販のニーズが高いためCRM機能も強化している。顧客分析やマーケティング、コールセンター連携などを拡充している。
 「台湾や中国以外の案件も増えている。東南アジアや韓国、インド向けのECサイト構築の依頼も増えている。160通貨に対応しているため、世界中のユーザーに販売できるが、さらに現地の決済方法などに対応してより購入しやすい環境を整えている」(星野社長)と話す。
 マレーシアにおけるほぼすべての決済方法に対応したり、韓国も現地のパートナーと組み決済機能を強化する。インドやフィリピン、ミャンマーなどへも販売しやすい環境を整備している。
 EC事業者の多国展開もサポートできる機能・体制を整え、海外売り上げ拡大に貢献したい考えだ。

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