【Eコマース業界地図 「ECサイト構築サービス編」特集〈クラウド(カスタマイズなし)〉】 Shopify Japan〈「Shopify」〉/国内店舗数は4倍/ローカライズが奏功

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む
マーク・ワング代表

マーク・ワング代表

 Shopify Japan(ショッピファイ・ジャパン、本社東京都、マーク・ワング代表)が提供するカナダ発のECサイト構築システム「Shopify(ショッピファイ)」は、18年の国内利用店舗数が前年比4倍になり、利用店舗の流通総額は同2倍増になった。グローバルで80万店が利用している中では、まだ日本の規模は小さいものの、成長率は他国よりも高いという。
 本格進出してから約1年がたち、日本向けのローカライズやアプリケーションの提供が進んでいるという。海外販売を見据えて「Shopify」を導入するケースは多いが、国内向けのEC基盤として採用するケースも増えている。
 「ローカライズで大きかったのが決済だ。先日、決済代行のGMOイプシロンと連携した。それ以前にアマゾンペイやキャリア決済、コンビニ決済、銀行振り込みなどに対応しており、日本向けの決済がそろってきた」(ワング代表)と話す。
 外部パートナーが開発したアプリを手軽に導入できるマーケットにおいて、日本向けアプリも増えている。直近の半年間で日本向けに約20個のアプリが追加された。
 「日本向けのアプリも増やしたいが、グローバルでは2500以上のアプリを提供している。アプリマーケットのローカライズや日本語化も進めている。海外のアプリ開発パートナーにも多言語化を促している」(同)と話す。
 今後、マーケットプレイスとの連携やメッセージによる会話型コマースなどの機能を日本向けにも提供したい考えだ。

関連リンク・サイト

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Eコマース業界地図 「ECサイト構築サービス編」 特集記事
List

Page Topへ