【〈図解〉ネットショップ管理システム】 ネットショップ支援室〈攻めの機能持つ「アシスト店長」〉/顧客のリピート率向上にも貢献

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 ネットショップ支援室(本社福井県、泉成人社長)が提供する一元管理システム「アシスト店長」は、ネットショップ運営の現場から生まれたソリューションだ。業務の効率化に役立つほか、リピート率の向上や、売り上げ拡大にも貢献する。EC企業が求める”攻め”と”守り”の機能を兼ね備えている点が好評を得ている。
 「アシスト店長」は、顧客のリピート率を高めるための機能が充実している。「顧客ごとにメールの内容や封入物を変えると反響が高まる。それを実現するため、CRM専用のシステムを導入しようとするEC企業も少なくないが、コストが高かったり、受注管理システムとの連携に苦労したりするケースが多いようだ。そこで当社は、販促機能を併せ持つ受注管理システムを開発した」(和田有司氏)と話す。
 「アシスト店長」のメール配信機能(標準機能)では、販売後の(1)サンクスメール(2)入金確認メール(3)発送完了メール─などをHTMLメールで送付できる。顧客の受信環境に応じて、テキストメールとHTMLメールを出し分けできるマルチパート形式にも対応している。
 モールやカートなど「受注チャネル」や「支払方法」、「配送方法」などに合わせて、テンプレートが自動選択される機能もある。
 商品に同梱するサンプルやチラシ、パンフレットなどの「封入物」の管理機能も充実している。顧客が購入した店舗や商品、回数、期間に応じて、どの封入物を同梱するかを設定できる。受注伝票への同梱物の印刷も自動化されており、発送処理のミスも防げるという。
 「RFM分析」や「CPM分析」といった高度な顧客分析も可能になる。「RFM分析」では、顧客の最終購買日や、利用回数・金額から、優良顧客を抽出し、再購入を促すためのステップメールを送信できる。メールの開封率やメール内のクリック率、メールから誘導した顧客の転換率を測定することも可能だ。
 「CPM分析」では、購買履歴に基づき顧客を「新規」や「育成」「優良」など10パターンに分類できる。分類に応じて最適な施策を行うことにより、優良顧客に育てていくことが可能になるという。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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