オプトHD、ヤフーら/「ネッパン協議会」発足/中小企業のネット販路開拓を支援

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ネット広告代理店大手のオプトホールディング(HD)やポータルサイト運営のヤフーらは7月14日、「一般社団法人中小・地方・成長企業のためのネット利活用による販路開拓協議会(略称ネッパン協議会)」を設立したと発表した。中小企業のネット販路開拓を支援するために、情報提供の場を作っていくという。5年後には10万社の会員獲得を目指すとしている。
 ネッパン協議会は4月7日に設立された。中小企業の成長のために、ネットを活用した販路開拓・企業連携を支援することを目的としている。
 7月14日には、会員の申し込み受付を開始した。8月からは、中小企業向けに、ネット販路の開拓をサポートする相談窓口サービスの提供を開始する。セミナーの動画配信なども開始する予定だという。
 ネッパン協議会の代表理事にはオプトHDの鉢嶺登社長が就任した。ヤフーのマーケティングソリューションカンパニーエリア・オンライン営業本部長の福山広樹氏や、慶應義塾大学総合政策学部教授の上山信一氏、ソウルドアウト代表取締役の萩原猛氏が、それぞれ理事に就いた。名誉理事には、内閣府地方創生担当副大臣の平将明氏も名を連ねている。
 会員は、(1)販路開拓・販売力強化を求める中小企業などからなる「一般会員」(2)中小企業から経営課題を相談される金融機関や経済団体、行政機関などからなる「特別会員」(3)中小企業のネット利活用を支援する企業などからなる「賛助会員」(4)政治家や学者などの有識者、地方自治体、金融機関、メディアなどからなる「応援団」119643で構成するという。
 一般会員や賛助会員の入会金は15万円、年会費は10万円。特別会員や応援団の会費は無料となっている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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