本紙はこのほど、住設やインテリアのEC事業者にライブコマースやライブ配信への取り組み状況を調査した。回答のあった9社はともに20年3月以降から開始しており、ECへのコンバージョン率に手応えを感じている一方で、人材、配信時間、内容、事前告知などに課題を感じている事業者も多かった。取り組んでいく中でノウハウの蓄積を目指しており、配信側と視聴者との一体感がCVを高める一つの要因になっている。
■インスタライブ多く
各社が配信で使用しているのは「インスタライブ」だ。インスタグラムのフォロワー数が、視聴者数や配信後の閲覧数のベースになっている。
配信時間も視聴数に影響を与えているという。15分程度の短い配信よりも、30~40分程度の長い内容のほうが効果的とする企業が目立った。ただ、販促を狙って配信しても、購買に直接結び付くとは限らないのが現状のようだ。
(続きは、「日本ネット経済新聞」12月10日号で)
【本紙調査〈住設・インテリアEC〉ライブコマース取り組み状況】 ライブコマースに手応え/視聴者との一体感、ノウハウ蓄積へ
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