ビックカメラ 20年8月期/EC売上1487億円/コロナ禍受け37.5%増

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 ビックカメラグループの20年8月期連結EC売上高は、前期比37.5%増の1487億円だった。コロナ禍で、店舗の利用者が減少した中、その受け皿としてECの売り上げが大幅に伸長した。
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、グループ各店舗の営業縮小を行ったこともあり、ECの存在感が高まった。ECサイト内に設けた商品の使い方などをまとめた特集ページも、購入促進や検索流入につながった。
 EC事業の伸びについて、「巣ごもり消費が拡大し、売上高1500億円まであと一歩の水準まで到達した(木村一義社長)と手応えを示す。一方、「収益性の面で多くの課題がある」(同)と指摘。利益改善への取り組みとして、価格の見直しや自社企画商品の強化、物流の効率化などを進めていく。

(続きは、「日本流通産業新聞」」10月22日号で)

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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