アマゾンジャパン/初のアワードを開催/出品者売上が4割超に到達

  • 定期購読する
  • 業界データ購入
  • デジタル版で読む

「Amazon マケプレアワード」の受賞者とジャスパー・チャン社長(下段右から6番目)、星健一セラーサービス事業本部長(下段左から6番目)

アマゾンジャパンは5月22日、アマゾンに出品している販売事業者向けのイベント「セラーカンファレンス」を開催し、約500人が参集した。今回から初めて、販売事業者を表彰する「Amazon マケプレアワード」を開催した。最優秀セラー賞は「ネットオフ」「Joshin web」「ビックカメラ」が受賞した。カンファレンスではこのほか、星健一セラーサービス事業本部長が成長戦略を説明した。14年度、注文数ベースで販売事業者による売り上げが約4割になったことを明らかにした。

FBA利用者の半数が売上倍増

 アマゾンのカンファレンスは2年に一度開催している。開会のあいさつに登壇したジャスパー・チャン社長は「アマゾンは『地球上で最も豊富な品ぞろえ』という企業理念を持っている。販売事業者の出品数は07年から約7倍に増加した。アマゾンの企業理念は販売事業者に支えられている」と話した。
 今回のテーマは「全力」。ユーザーに対しては配送スピードや顧客満足度の向上、販売事業者にはアマゾンの物流代行サービス「FBA」などによる売り上げ支援に全力で取り組んでいく姿勢を示した。
 FBAを利用する事業者に実施した今年2月の調査では、FBAを利用する前と比べてアマゾンでの売り上げが2倍以上になったという事業者が49%になったという。


受賞者を大々的に露出

 「Amazon マケプレアワード」は「最優秀セラー賞」「顧客満足賞」「配送サービス賞」「ルーキー賞」「イノベーション賞」「カテゴリー賞」の6つの賞を設け、45店舗が受賞した=表参照。
 出品商品や販売方法で革新的な試みを行った事業者を表彰する「イノベーション賞」には、中古車販売のネクステージ(本社愛知県)が選ばれた。全世界のアマゾンの中で最初に中古車の販売を開始したことが評価された。
 各賞を受賞した販売事業者を大きく紹介する特設サイトを授賞式から数日間設置する。トップページに特設サイトのバナーを表示するほか、各カテゴリーページからもアクセスできるようにしている。各販売事業者のロゴをクリックすると、ストアフロントに遷移する。
 受賞者の商品詳細ページでは、「アワード受賞者」であることを知らせるバナーも表示し、「アマゾンジャパンとして、受賞者を大々的に露出していく」(星事業本部長)。
 このほか、受賞者はアマゾンが昨年開始した、クリック課金型キーワード広告「Amazonスポンサープロダクト」の使用権も受賞者に提供された。
 今後も「Amazon マケプレアワード」を毎年続けていく予定。「全販売事業者がアワードを目指して出品活動を続けてほしい」(同)と話した。

「Amazon マケプレアワード」受賞者一覧

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

Page Topへ