製薬メーカーの森下仁丹は5月1日、機能性表示食品をとりまとめた新たなサプリメントブランド「ヘルスエイド」を立ち上げた。6月19日には、機能性表示食品の販売を、ネット通販やドラッグストアなどで開始する。
6月から発売する「ヘルスエイド」のラインアップは7品目。ビフィズス菌配合のサプリメント「ビフィーナ」シリーズから4品目を投入する他、「ローズヒップ」「ヒアルロン酸」「ビルベリー」を配合したサプリメントをそれぞれ1品目ずつ発売する。
同社では、機能性表示食品の投入が売り上げに与える影響について、「通販売り上げとして5~10%は伸ばしたいと考えている」(駒村純一社長)と話している。ただ、「(16年3月期は)増収にはなると思うが、既存商品のパッケージの改訂など経費が多くかかるため、減益にはなってしまうと思う」(同)ともしている。同社は、今回発売する機能性表示食品7品目について、消費者庁への届け出が4月20日に受理されている。
森下仁丹/サプリの新ブランド始動/6月に機能性表示食品を発売
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