ネットショップ一元管理システムの提供やデータセンター事業を手掛けているテコラス(本社東京都、嶋田健作社長、(電)03―5155―0111)は4月22日、リスティング広告の運用代行サービスを開始した。キーワード抽出や運用、効果検証などをワンストップで代行。初年度に広告運用額とシステム利用料の合計で1億円規模を目指す。ネット広告支援を事業化するのは初めて。ECシステムの顧客に広告支援を提案するなど既存事業との相乗効果を狙う。
新たに開始したリスティング広告運用代行サービスの名称は「ADmatic(アドマチック)」。キーワードの選定や広告原稿の作成、入札単価の調整、効果検証、運用改善、出稿の最適化などをワンストップで支援する。
最新のアドテクノロジーを駆使した広告自動最適化プラットフォームと、専任スタッフによる手作業を組み合わせて運用する。
広告主は「健康」「食品」といったメーンのキーワードを選び、ランディングページを用意するだけでよい。
「アドマチック」は広告主が選んだメーンキーワードとECサイトのコンテンツを分析。数百万語に上る検索ワードや広告文の候補の中から、最適な広告文や検索ワードを選び出す。
キーワードの抽出は、検索エンジンの表示結果の分析や統計解析技術などを活用するという。
(続きは日本ネット経済新聞 4月23日号で)
テコラス/広告支援事業に参入/リスティングの運用を代行
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