アマゾンジャパン/自社配送を北海道で/国内6地域で展開、さらに拡大

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 アマゾンジャパンは11月28日、個人事業主を活用した自社配送サービス「Amazon Flex(アマゾンフレックス)」を北海道に導入すると発表した。同日、配送ドライバーの募集を開始した。アマゾンジャパンはすでに、東京、神奈川、千葉、愛知、宮城の5都県で自社配送網を構築しており、北海道が6地域目となった。アマゾンジャパンでは、同サービスの展開エリアをさらに拡大していくとしている。
 「アマゾンフレックス」は、軽バンなどの軽貨物車を持つ個人のドライバーが、空いた時間に、アマゾンの商品を配送できる仕組みだ。19年4月から本格スタートした。
 ドライバーは、スマホで専用のアプリをダウンロードし、必要事項を登録すると、「アマゾンフレックス」に参加できる。登録にあたっては、運輸局に貨物軽自動車運送事業(黒ナンバー)の届け出を行い、届出書などの書類を、アプリ経由でアマゾンに提出する必要がある。
 登録したドライバーは、アプリの中に用意された研修動画を見た上で、働く曜日と時間帯を設定。配達当日にアマゾンで荷物を積み込み、スマホアプリに表示されるルートに沿って商品を配送する。
 アマゾンジャパンは9月24日に愛知県で「アマゾンフレックス」を導入、11月5日には、宮城県への導入を発表していた。今後順次全国に拡大していくとしている。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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