ラストワンマイル協同組合/割引運賃を適用/月間合計3万個超で終了

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 中小運送会社31社で組織するラストワンマイル協同組合(事務局東京都、志村直純理事長、(電)042―319―9860)は12月2日、従来の運賃から大幅に割引した宅配運賃を適用すると発表した。組合の認知向上を狙ったキャンペーンを実施するため。各荷主の月間契約個数が、合計3万個を超えた時点で終了する。割引料金はキャンペーン終了後も適用する。
 同日から開始したのは「3万個特別キャンペーン」。EC事業者、倉庫業者、3PL事業者など、国内のあらゆる荷主を対象に実施する。組合の基本料金(別表参照)から大幅に割引した運賃で、配送契約を締結する。
 対象は関東1都5県(東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木)エリアで荷物を出荷する荷主。上記エリア以外の荷主については、個別に対応する。
 割引運賃は、荷主の月間発送個数・仕分け状態・倉庫内業務の有無などを検討して適用する。現行の料金体系と比較して、最大50%の値引きが実現する可能性もあるという。割引率は荷主の条件によって異なる。
 組合ホームページ(http://lastonemile.org)の専用見積もりフォームまたは電話で受け付ける。
 同組合は6月以降、近畿、東海地方でも組合員を募集しており、関東から近畿にかけてのエリアで事業拡大を図っていく。現在の契約荷主数は約15社で、毎月3~5社のペースで増加している。取扱個数は1日当たり約6000個。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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