ギャレリア・ニズム 19年8月期/売上高53億円超に/商品施策で15期連続の増収

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 バッグのEC事業を展開するギャレリア・ニズム(本社群馬県、長野哲士社長)の19年8月期の売上高は、前期比16.8%増の53億8700万円だった。04年のEC事業開始以来、15期連続の増収だという。増収の要因について、ギャレリア・ニズムEC事業部の長谷川和彦マネージャーは「取り扱いブランドを増やした結果、売れ筋ブランドが着実に増えた」ことを挙げている。
 同社は19年8月期中に、取り扱いブランドを10数種類増やした。現在は、バッグだけでも130ブランド以上を取り扱っているという。
 19年8月期中は、人材と物流に投資をしたという。これまでは、自社の敷地内にある倉庫で梱包・発送の業務を行っていたが、同社が本社を置く高崎市内に、別の倉庫を設けたという。人材の面では、新卒採用を拡大した他、パートも増やした。商品在庫の登録業務ができる人材を拡充しているという。
 19年8月期中は、楽天市場が最大の販路で、2番目がヤフーショッピングだったという。同社は19年8月期中に、「楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー」や「楽天 ショップ・オブ・マンス」「ヤフー 月間ベストストア」など複数のアワードを受賞している。

記事は取材・執筆時の情報で、現在は異なる場合があります。

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