ｅｃｂｅｉｎｇ／スプロケットと提携／運用支援体制を強化

　ＥＣサイト構築パッケージ大手のｅｃｂｅｉｎｇ（イーシービーイング、本社東京都、林雅也社長、（電）０３―３４８６―２６３１）は１０月１８日、ウェブ接客プラットフォームを提供するＳｐｒｏｃｋｅｔ（スプロケット、本社東京都、深田浩嗣社長、（電）０３―６３０３―４１２３）と資本業務提携を締結したと発表した。システム連携だけでなく、両社のノウハウや人材を生かして運用支援体制を強化する。
　両社は１８年８月、イーシービーイングが提供するＥＣサイト構築パッケージ「イーシービーイング」と、スプロケットが提供するウェブ接客プラットフォーム「スプロケット」を連携していた。今回はより協力関係を強化するために資本業務提携を締結した。
　今回の提携により、イーシービーイングの運用支援チームが、「スプロケット」をクライアントに提案し、ウェブ接客サービスの運用支援を手掛ける。スプロケットが持つノウハウをイーシービーイングに提供することで、ワン・トゥ・ワンのウェブ接客サービスの活用も可能になるという。
　イーシービーイングの林社長は、「ＥＣもオムニチャネルに広がっていく中で、当社のお客さまの中でも接客的なコミュニケーションを望まれる声が高まっている。当社はその領域の専門家として業界随一の実績と知見を持っているスプロケットをパートナーとして選んだ」と話す。
　スプロケットの深田社長は、「スマホ時代に接客的なコミュニケーションの重要性はますます高まっている。業界シェアナンバーワンのイーシービーイングと提携することで、より幅広いＥＣ事業者にサービスを提供できることをうれしく思う」と話す。